みなさんこんにちは。業務改善課の中下です。
梅雨も末期に差し掛かり、毎日蒸し暑い日が続いています。
エアコンや冷たい飲み物の飲みすぎで体調を崩さぬよう、体調管理には十分お気を付け下さい。
業務改善課では、拠点の皆さんと一緒に車両の洗車の取り組みを行っております。
6月に全拠点対象に行った3A5Sチェックの結果を踏まえ、
取り組みを始めるきっかけを作りたいと考え開始しました。
3A5Sとは・・・
「3A」 あいさつ・明るく返事・ありがとう
「5S」 整理・整頓・清掃・清潔・躾
先日訪問したある拠点では登録から7年が経過している車両がありました。
7年間の走行距離は103万キロ。廃車を翌週に控えていました。
通常であれば、そのまま処分してしまうかもしれません。
長年ともに働いてきた苦労が、色あせや水垢などとして、表れているのが写真のような状態。
日頃お手入れをしていても、長い年月、雨や風に耐え忍んだ汚れという年輪を
刻んでいるようにも見えてきました。
朝8:00から作業開始。
まずは洗剤を使って車両全体を水洗い。
この時点では水垢がこびりついていて厳しい状況でした。
次に薬剤とコンパウンド入りワックスを使ってこびりついた水垢を落としていきます。
アルミホイール、キャビン、荷台には長年の汚れもついており、薬剤を使ってもまだ厳しい状況。
それでも根気よくポリッシャーを使い、何度も何度も磨いていきます。
さらに室内や普段は目につかない細かい部分も徹底的に磨き上げていきます。
そして作業開始から9時間後の午後5時。
全く別の車両ではないかと見間違うほど、ピカピカになりました。
やり終えた後の拠点の管理者の感想は
『この車両が来週廃車になってしまうのはもったいない。でも、本当にきれいになって良かった』
長年の汚れも、道具とやり方さえ分かれば、車両も1日でピカピカにできることがよくわかり、
私自身も非常に勉強になりました。
皆さんも、仕事をやるうえで使用しているものが色々とあると思います。
日ごろより、感謝を込めてきれいにすることが大切であります。
そのもの自体があるから、仕事をすることができます。
今後も、感謝を込めて、何事にも取り組んでいきたいと思います。