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社員への想い

社会の基盤を支える
物流インフラ企業としてのプライド

創業者である祖父が子供だった頃の話。父親(曽祖父)がやっていた運送事業(当時は馬車で荷物を運んでいました)は社会的地位が低く、友達から馬鹿にされたり、いじめられたりということが多かったのだとか。そのような経験から、戦後になって祖父が一代で創業した際に「運送業の社会的地位の向上」を想いとして持つようになりました。そして1955年(昭和30年)に、まだまだ家業のレベルだった当社を株式会社化。その後、父の時代になり待遇の改善をしたり、休みを増やしたり、環境整備を進めたり、福利厚生を導入したり。従業員の皆さんが気分よく働ける会社・職場をつくりたいという願いをベースに、さまざまなことに取り組んできました。

そして現在。社長になった私は、そんな先代たちの意思を受け継ぎ、新たに『物流業界を憧れの業界にする』を経営理念として掲げ、業界全体の活性化に尽力してきました。特に力を入れてきたのは教育体制。「物流業界に興味はあるけれど、経験がないから不安」という方でも、安心して働いていただける教育体制・職場環境を整備しています。

たとえば、自前で構えるドライバー向けの研修施設「滑川福田センター」。新人研修はサービスドライバーとして入社された方全員に受講いただいており、教習のプロを教官として採用し、安全や運転技術に特化した研修を集中しておこなうことで、現場のOJT教育にありがちな「教える人によって言うことが違う」「慣れでカバーする」といった問題を解決。確かな技術と知識を学び、スムーズに実務に入っていただける体制を確立しています。

その他には、当社の管理者として必要なスキルとマインドを確立することを目的としている階級別教育制度『アサヒ人財育成大学(ALU)』。こちらは普段出会うことのない社員同士が座学やディスカッション、非日常体験(登山やマウンテンバイクダウンヒルなど)を通して「同期の仲間」をつくり、つながりを深めることで、卒業後も切磋琢磨しながら成長していくことも狙いとしています。また、会社がどのような考えを持ち、どのような歩みをして、現在に至っているのか。社史を用いて会社の歴史について考える授業もあります。普通に働いているだけでは、会社の歴史や創業者の想いを知る機会というのはなかなかありません。「歴史を知ることで、日々おこなっている仕事の意味を理解できた」「モチベーションが上がった」「会社がもっと好きになりました」など、卒業生からは嬉しい声も届いています。

今後も職場環境の改善は続きます。待遇・休日制度の改善や新たな福利厚生の導入、女性ドライバー向けの労働環境改善にも取り組んでいます。当社では、「人は財産である」と考えています。すべての社員の皆さんが生き生きと活躍できる職場環境の構築、また、たくさんの人から「物流業界っていいよね」「わたしも物流やりたい」と言ってもらえるような業界にすることを目指し、つねに柔軟で新しい試みをおこなっていくことを大切にしていきます。

代表取締役社長  横塚元樹
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