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アメリカ視察研修に同行しました

2014年11月27日
代表取締役社長 |

当社では社員研修の一環として、毎年アメリカ視察研修(サンフランシスコ・ロサンゼルス)を行っております。今回初めて私も同行致し、物流企業視察や流通関連の視察を行いましたので、そこで感じたことを今回は書かせていただきます。

 

ある大手物流企業(U社)では、経営戦略の根幹に、「CORE(コア)」という考え方を据えていました。CはClient(顧客)、OはOrganization(組織・社員)、RはReliability(信頼)、EはEarnings(収益)を表す頭文字であり、C→O→R→Eの順番が大切ということでした。日本においては「お客様第一主義」という言葉が当たり前に使われておりますが、アメリカにおいては今までそのような考え方は薄く、日本の方が進んでいるとU社の役員の方は仰っておりました。このCOREは、順番こそ違いますが当社が掲げる「CS=ES=CS」とも通じるものであり、改めて普遍的な考え方であることを確認できました。

 

別の物流会社(G社)では、経営戦略に加えて現場の見学をさせていただきました。ブルーベリーやアスパラガスの輸入と流通加工を行い輸出も行っている同社では、多国籍の方が現場で作業をされており、日本との違いを実感しました。また、物流センターのある西海岸から出荷先の東海岸までは約4日間かけて行くそうで、アメリカのスケールの大きさに驚くとともに、労務管理の難易度も高いことを感じました。更には、州ごとに車両に対する規制も異なり、高度な管理が求められることも初めて知りました。

 

また、昼食で立ち寄った「IN-N-OUT BURGER」というハンバーガーショップでは、社員教育がとてもしっかりなされており、店舗も清潔でした。アメリカにもこういったお店があり、そしてそういった取り組みをしていると繁盛店になるのだということもわかりました。

 

その他にも様々参考になることがありましたが、一緒に行った19名の社員がそれぞれ気づきを得て、今後に生かしてくれることを確信できた視察でした。また、日頃顔を合わせることが少ないメンバーが1週間行動を共にすることで得られた結束も大きく、非常に有意義な時間であったと感じます。今回は移動時間が長くハードな日程でしたが、物流現場を視察している当社社員が皆イキイキとしていることがとても印象的でしたし、こういった研修は非常に大切だとの思いを強く致しました。

これからもESの向上に向けた取り組みを強化して参ります。


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