こんにちは。業務改善課の中下です。
今回は私の興味のあることのひとつである、気象に関する知識の中から
台風についてお話しします。
8月下旬の現在は日本ではまさに台風シーズンまっただ中です。
今年は例年に比べ発生数が少なめですが、先日台風9号が関東に上陸し、
被害を与えたのは記憶に新しいところだと思います。
台風とは北半球の東経180度より西側、100度より東側の区域で発生する熱帯低気圧のうち中心付近の最大風速が17.2m/s(34ノット)以上のもの指します。
台風(熱帯低気圧)は通常の低気圧(温帯低気圧)と違い、暴風や大雨を伴い、時に大きな災害を引き起こします。
それでは何が違うのでしょうか?
通常の低気圧(温帯低気圧)と台風は
そもそも発生のメカニズムが全く違います。
■通常の低気圧(温帯低気圧)は冷たい空気と暖かい空気がぶつかることによって発生します。
■台風は海から供給される大量の水蒸気が上昇気流となり、
自然に渦を巻くようになって発生します。
つまり暖かい空気のみで出来ている点に
違いがあります!
このため大きく発達(気圧が低くなる)し、暴風が吹くことになります。
また、海上の大量の水蒸気を含んでいるため、大量の強い雨雲(積乱雲)を発生させます。
そして台風には特徴があります。
それは、台風の進行方向右側は危ないというものです。
台風の進行方向右側では、一般的に風が強く吹きます。
このような性質は以前から船乗りには知られており、
航海が危険であることから危険半円と言われています。
これに対し左側は風が弱く航海が可能であることから
可航半円と言われています。
台風が接近した際、気象情報を確認して頂き、ご自宅や職場が台風の進路の右側に入る場合は要注意!
大きな被害が出る恐れがあり、厳重な警戒が必要です。 何かの時に思い出して頂ければ幸いです。
弊社は食品物流企業であります!
台風が上陸した時でも業務を止めることはありません。安全を確保しつつ業務を遂行しております。
先日の台風9号上陸の際もいくつかの拠点で大雨による多少被害はあったものの、大きな影響もなく無事業務を行っております。
今後も食品物流企業として重要な役割を担っている企業だということを認識し、みなさまのお役に立てるよう、業務を遂行して参ります。