こんにちは。今回ブログを担当する総務グループ土戸です。
乗用車の先進安全技術は、CMや雑誌、ネット等で情報を仕入れることができます。
しかし、乗用車に比べてトラックのCM等の情報が少なく感じます。そのため、一般の方がなかなか先進安全技術を把握されていない現実があると思います。物流業界でトラックを生業としている我々は、東京モーターショーやディーラー様が主催する試乗会に参加し情報を収集しています。
トラックの先進安全技術で、各社様が標準機能として装備されているものが、
① | 追突被害軽減ブレーキ |
② | 車両姿勢制御システム (カーブを減速せずに走行し横転等につながる車両の傾きが判断された場合に警報及びエンジンやブレーキの制御を行なう) |
③ | 車線逸脱警報 |
④ | LEDヘッドライト |
⑤ | 高性能オートクルーズ |
などがあります。
[追突被害軽減ブレーキ] | [車両姿勢制御システム] |
また、新たに追加された機能が『誤発進抑制機能』です。
ドライバーが信号待ちで停車中に青信号に変わり、前方の車両が実際は進んでいないが、進んだと思い込み、アクセルを踏んで発進した場合、警報とブレーキがかかります。また、クリープ現象で進んだ際も、前方の車や建物を検知した場合、警報とブレーキ制御で追突を回避します。
シャーシ以外では、後退時の安全確認で使用する『バックアイカメラ』があります。映像は、夜間でもクリアに見えることで、障害物との接触を回避できます。また、超広角レンズの登場で、視野角が160°以上となり、モニターで高い庇や看板まで確認できることで、トラックのコンテナ上部と障害物の接触を回避できます。
さまざまな先進安全技術等は、事故防止に大いに役立つものですが、大切なことは運転するドライバーが「無事カエル」の気持ちをもち、安全運転の意識を持ってハンドルを握ることです。自分だけは事故をしない・・
そんなことはありません。ハンドルを握る以上は、誰にでも事故のリスクがあることを忘れずに日々安全運転を・・・!
みなさん~!安全運転できる人?
はーい!
(アサフェス 安全講習会のワンシーン)