筋肉質

皆様元気にお過ごしでしょうか？

夏も真っ盛りになり、プールや海でバキバキに割れた８パックの腹筋男性を見る度に自分と比べ溜息をついている経理部森元です。

さて冒頭の「腹筋」という言葉に、ふと思い返したことがありました。

それは肉体だけではなく会社経営についても「筋肉質」という言葉を使用している方がいることです。経営の神様とも言われている稲盛和夫氏ですが、『企業は常に活性化されている引き締まった肉体を持つものにしなければならない。つまり、ぜい肉のまったくない筋肉質の企業を目指すべき。』と仰っています。

数年前にコラムか本で読んだのですが、事細かな内容に関しては忘れてしまいました・・・。ただ、その時の自分なりに『いくら売上が伸びていようとそれ以上に費用が増大し利益を蝕むのは問題である。無用な支出、計画性、必要性のないもの（ぜい肉）を削ぎ落とし売上（体力）が落ちても利益を出し、もし赤字になっても持ちこたえられる財務体質を築くのが「筋肉質」の経営だ』と解釈をしたような気がします。（稲盛氏の主旨とは違うかもしれません・・・。）

偉そうに人の受け売りで小難しそうなことを書いていますが、見方を変えるととても身近に実践できる素晴らしい行動基準が我が社にはあります。

それは「５Ｓ」と呼ばれているもので、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」を行うことです。長くなってしまうので具体的な行動内容に関しては割愛しますが、社員一人一人がこれを意識し徹底的に行うことで「筋肉質」になれます。

必要なものと不必要なものの選択をすることで無駄の排除、必要なものをすぐに探し出せ使えることによる時間の効率化、整理・整頓・清掃が行き届くことで導線の確保、移動効率化、業務効率化へと続いていきます。一人一人が身近なことを当然のこととして行うだけで結果に結びついていくと考えています。

最初は難しそうだと感じたことでも自分の身の回りのことに置き替え見方を変えることで、意外とできるのではないかと気付かされたことでもありました。

今年の暑い夏も終盤を迎えていますが、皆様、体調管理に十分気を付けて乗り切っていきましょう！！