当社では、入社いただいた人材を社内でしっかりと育成し、「財産」として大切にするという考え方のもと、人材=人財と表現し、人財育成制度の充実に向けて力を入れています。
その中の1つである企業内大学「アサヒ人財育成大学(以下ALU)」では、階級別に4つのコースがあり、それぞれの役割にあわせたカリキュラムで、新たな気付きを得ること、継続して学び、成長し続けることを大切にしています。
9月7日(木)に「組織づくり」と「リーダーシップ」をアスリートから学ぶことを狙いとしALU-EG(エッグ:初級)コースを開催しました。
昨年のALU同様、元プロサッカー選手の佐藤寿人様を講師としてお迎えし、お話を伺いました。
佐藤様は「プロフェッショナルとは?」というテーマに対して、ご自身のこれまでの経験をもとに具体的なお話をしてくださいました。
また、プロとして活動し続けていくために、考え方だけでなく継続するための秘訣・環境も教えてくださいました。
さらに、グループワークでは各テーブルをまわっていただき、社員それぞれからの相談や不安に真摯にお応えいただきました。
参加者の皆さんは熱心にメモをとっており、佐藤様にお話いただいた内容を明日から実行してみよう!と決意している方もいました。

また、「リーダーシップとは?」というテーマの際には、様々なチームに移籍し色々な人を見てきた経験をもとに、色々な役職がある組織の中で、何が大切なのかを教えていただきました。
これまでのお話を伺い、佐藤様のような「プロフェッショナル」になることは難しいが、自分らしい「プロフェッショナル」を見つけることを目標にする!という方もいました。
佐藤様は、これまでお話いただいたご自身の経験を、あくまでもアスリートという職業なので、他の職業の方とは違う部分・参考にならない部分も多々あると仰っていました。
しかし、私たちの物流も、大事な商品をお預かりし、保管、ご注文をいただいたら仕分けをし、決められた個数を決められた時間に決められた場所までお届けします。
これは、様々な役割を担う「チーム」が「ゴール」に向かっており、チームという一つの組織で大事にすべき点、プロとして大切にすべき点は、サッカーも物流も共通しています。
佐藤様、お忙しい中ご講演いただきありがとうございました。
そして、この度の開催にあたり、関係者の皆様には多大なるご尽力を賜り、感謝申し上げます。