2022年10月25日、組織力の向上を狙いとした拠点長参加の研修を実施いたしました。
今回の研修は、東京都町田市にある音楽座ミュージカル芹ヶ谷スタジオにて行われた「音楽座ミュージカル稽古場プログラム」です。

ミュージカルの稽古場ってこんな感じ・・・なんですね
当日の10:00、普段はユニホームかスーツ姿しか見かけることのない拠点長35名が、「動きやすい服装で!」という指示のもとカジュアルな私服と不安いっぱいの表情で集まってきました。「ミュージカル?歌うの?踊るの?何をやらされるんだ!?」という心の声が今にも溢れそうな面々。もちろんミュージカルの稽古場にお邪魔すること自体初めてですが、実際にミュージカルを観た経験がある拠点長もたった1名しかいないというこの35名が、この研修の受講後、いったいどんな風に変化するのでしょうか・・・

何が始まるんだろう・・・ワクワクドキドキ
普段の業務では、お客様をはじめたくさんのサービスドライバー、サービススタッフとのコミュニケーションが欠かせない立場のため、「コミュニケーション力」「チームビルディング」などといった組織のリーダーとして必要なワークは一通り経験してきている参加者たち。。。のはずですが、今回の研修は、一味も二味も違いました。
「こんな部下の方がいたら、どう伝えますか?」「こんな意見が出た時、どのようにチームを巻き込んで取り組みますか?」リーダー研修にありがちなこのテーマ、大体の研修は数名でディスカッションをし、実際にやってみる、そして講師や周囲のメンバーが意見を言う、というのがよくあるパターンでしょう。しかしこの研修は違いました。プロの俳優が、臨場感たっぷりに癖のある部下の役を演じます。当然、事前のシミュレーション通りには話は進みません。どうすれば相手は話を聞いてくれるのか。どうすれば本当に伝えたいことが正しく伝わるのか。机上ではなく実際に動き、話し、体験することで得られるものは、しっかりと身体に入ってきていることがわかります。

「プロとはね・・・」と語る姿はまるで某テレビ番組

どうすれば伝わる?どうすればよくなる?

相手をよく見て感じとって・・・全然できない(汗)
ここで紹介したのは、当日のカリキュラムのほんの一部分です。この他にも、実際に動くこと、声に出すこと、相手に伝えることを様々なシチュエーション、手法で体感する、とてもユニークな内容でした。物流業界とミュージカル。何も共通点はないように感じますが、一流を極めた人、1つのことに全力で取り組み結果を出した人には、やはり学ぶべきことが必ずあります。どんな業界、どんな職種であろうと、プロとしての在り方は変わらないことをこの研修で実感しました。

実際の稽古を見学。目的に向かって意見をぶつけあいます。
プロとしてあるべき姿、そしてそれに必要な学ぶべきことは共通です。しかしそれに気づき、身につけるための手段は様々であり、個々によって最善の学び方があるでしょう。今回は、ミュージカルの稽古場を舞台に学ぶことで、普段とは違った環境、体験を通してそれを学びました。
通常の研修では体験できない笑顔があふれる時間、一人ひとりの声が活発に聞こえる時間は、参加者にとっても新たな気づきの場となったに違いありません。
これからも、個性豊かな面々がそれぞれに合った学び方で成長できるよう、様々な場を提供していけるよう取り組んでまいります。
今回ご協力いただいた音楽座スタッフの皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました。

いよいよカリキュラムも大詰め・・・

いったい何の練習をしているのでしょうか?

いったい何の・・・?

何の練習なのでしょう・・・?

ホンモノの衣装を着てみるとテンションあがります

舞台衣装には工夫がいっぱいです!

本格的な人形劇の人形も触らせていただきました

見てください!普段はなかなか出会えないとびっきりの笑顔で終了です♪
音楽座Webサイト→ http://www.ongakuza-musical.com/