皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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毎年思いますが、1年が過ぎるのはあっという間、昨年も様々な出来事がありました。
特に私たち物流業界にとっては「物流2024問題」が本格スタートとなった年であり、様々な対応が発生しました。
メディアをはじめとした一般の方たちの中でも、物流業界が抱えている課題や社会における物流の重要性についての関心の高まりが感じられました。また、お客様の中でも「持続可能な物流体制の構築」の必要性への理解が進んできており、物流委託先としっかり話し合って体制構築していこう、という流れが出てきました。
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物流業界に身を置く者として、この流れはチャンスであり、ピンチでもあると考えております。
今までなかなかお聞きいただけなかった私たちのお願い事を聞いていただき、現場負荷の軽減や条件の見直しが実現できるチャンスでありますが、そればかりではいけません。
「お客様の事業発展に貢献できるか?」
「お客様の困りごと、解決のお役立ちが出来るか?」
「見直していただいた条件に見合った『価値提供』が出来ているか?」
という視点を常に忘れてはいけないと戒めながら一つ一つの案件に向き合っていかないと、このチャンスはあっという間にピンチになってしまいます。
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「運べない時代が来るぞ!」という声もありますが、一物流事業者としては
「運べないと言わないで済むような体制作り」
が非常に重要と考えております。機械化できるところは機械化をする、どうしても人でないとできない部分はとことん人財の育成を行い、お客様のご要望に応じてサービス提供が出来る体制を作り続ける。当社ではそのスタンスでこれからも取り組んでまいります。
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おかげさまで今月28日に会社設立70周年を迎えることができます。
記念の年に、上記の決意を胸に今まで以上に「アサヒに頼んで良かった」と言っていただける会社づくりに邁進していきます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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2025年1月1日
代表取締役社長 横塚 元樹
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70周年イメージイラスト