事業開発本部の目黒です。
9月に入り、秋が近づいてきましたが、今年の夏の暑さはまだまだ残りそうですね。
また、近年の夏においては酷暑、ゲリラ雷雨など、10年に1度の天候の変化が毎年更新されていましたね。
ㅤ
皆さん、体調は如何でしょうか?
ㅤ
さて、巷ではお米が一部スーパーさんなどの店頭から無くなって、心配な方も多いのではないでしょうか。
ㅤ
2024年のお米不足の主な原因は、昨年の猛暑が大きく影響しており、お米の主要産地である新潟県などで品質の低下や不作が発生したことにより、お米の供給量が減少し、価格が上昇していることのようです。。
ㅤ
ㅤ
少し古いお話ですが、1993年も冷夏により凶作となり、1993年から1994年にかけて平成の米騒動と呼ばれるお米不足が発生しました。
ㅤ
冷夏の原因は、梅雨前線による長雨と日照不足でしたが、1991年の6月に発生したフィリピン・ピナトゥボ火山の大噴火が原因ともいわれております。ピナトゥボ火山の噴火は20世紀最大の火山噴火で、放出された大量の火山灰が成層圏にまで達し、世界中の日射量を長期間にわたり減少させたとのことです。
ㅤ
米騒動が起こった当時は、お米不足を補うために、タイ米など外国産の輸入の是非も大きく議論となり、「外国産米を食べる時が来るのか」との時代感覚があったのを覚えています。
ㅤ
現在は国内にお米の在庫は十分あり、輸入米も流通している為、日本全体ではお米不足の心配はないようですが、酷暑が原因だとすると、更なる品種改良、作付け地域の変更が必要かもしれませんね。
ㅤ
あともうすぐで、新米の季節です。
最近は様々なブランド米も販売されているので、楽しみに待ちたいですね!