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2025年5月29日
本部長・ブロック長・グループ長 | 企業情報
みなさん、こんにちは。CVS物流本部の小泉です。
今回のブログでは、私が担当しているCVS物流本部で現在行っている「作業軽減や省力化に関する取り組み」についてお話します。

以前のブログで、テールゲートリフター付き車両での納品への切り替えについてご紹介しました。
手積み手おろしで行っている納品を台車にのせたままの状態で積みおろしができるようにすることで、サービスドライバーさん(以下SD)の積み込み・納品作業の軽減を行う取り組みです。
これに続き、現在は物流センターでの省人・省力化を実現させるための取り組みを行っています。


具体的には、埼玉県草加市にある草加常温センターで、自動倉庫の機能を持った2種類の大きなマテハン機器を導入して、センター機能のブラッシュアップを目指しています。

1つ目のマテハン機器は、センターの天井高を活用した高密度収納を可能としたケース自動倉庫です。
倉庫の高さいっぱいに積み上げられた箱の中に商品を収納することで、従来より保管能力をアップすることができます。商品の出し入れについては、作業する人が動かずにその場で作業ができるため歩行距離が断然短くなり、従業員の作業負荷軽減につながります。


2つ目のマテハン機器は、ケース単位で店舗に納品している商品を「商品に人が一度も触れることなく店舗までお届けする」をコンセプトに、店舗別仕分けから台車への積み替えまでを完全自動化で行います。
SDさんには、そのままトラックに積み込んでいただいて、店舗まで納品してもらえる仕組みを作っていきます。
商品に一度も触れずにお店までお届けできる仕組みづくりは当社としても初めてのことで、「物流DX」の実現に向け、大きな一歩になります。

昨今、「人手不足から今の物流が持続できなくなるのでは?」とニュースにもなっていますが、デジタル技術やテクノロジーの力を借りて少しずつでも「より楽に、簡単に」お届けできる仕事に変えられるように引き続きチャレンジしてまいります。

ただし1点、忘れてはいけないことがあります。
それは、最終的にお客様へお届けするまでに、携わっていただく従業員の皆さんの丁寧な仕事がなくてはならない、ということです。

作業負荷が軽減されたとしても、商品の取り扱いが雑になったり、納品が不安全な状態では、お客様からたくさんの「いいね!」がいただけません。

デジタル技術やテクノロジーの力を借りて共存し、共に発展していくとしても、これまで通り「丁寧な仕事」を積み重ね、今期スローガン「いいねがもらえる仕事をしよう!」を実現させてまいります。


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