こんにちは。CVS物流本部第1ブロックの小泉です。
今回は私が所属している部署の取り組みについてお伝えします。
みなさんがお住まいの近くにコンビニがあると思います。私が担当している部署は、そのコンビニへの仕分け・配送を行っています。コンビニは、365日24時間営業の店舗様も多く、品ぞろえも豊富で、とても便利な生活インフラとなっています。
そんなコンビニに配送しているドライバーさんの仕事をご覧になったことはありますか?手押し台車に商品をのせて、お店の中へ。入口では大きな挨拶をし、買い物をされているお客様に気を配りながら、お店の台車に商品を積み変えて配送完了。
これが一連の流れですが、見ていて「たいへんだな~」のというイメージもあると思います。
しかし、この頃少し配送の仕方が変わってきているのをご存じでしょうか?
少し細長い「6輪カート」(天秤台車、スリムカートなど呼び名は色々)と呼ばれる台車に積まれた商品を、トラックの荷台からパワーゲートでおろし、そのまま店内に運ぶ方法に変わってきています。
※極東開発工業株式会社様ホームページより引用
6輪カートを使用した配送に変更している理由ですが、少しでも負担の少ない仕事にして誰でも長く続けられる「いい仕事」への「イメチェン」を目指しています。このことはコンビニ配送だけでなく他の配送業務にも当てはまり、物流企業が憧れの業界になるために乗り越えなければならないハードルだと思います。
現在の配送業務で大変なところといえば、ドライバーさんが商品を配送するまでに手に持つ回数が多いところです。
①センターで仕分けされた商品を一つずつトラックの荷台に積む
②お店に到着したらトラックの荷台から商品を手押し台車に一つずつ積む
③お店の中に移動し、お店の専用台車に商品を一つずつ積む
と3回商品を持たなければなりません。6輪カートにのった商品をそのまま荷台に積み、パワーゲートからそのままおろせれば商品を持たなくて済みます。この取り組みがコンビニ配送のスタンダードになり、他の配送業務にも広がり「誰でもできる仕事」や「長く続けられる仕事」に変えていきたいと思います。
今はまだ一部のお店でしか実施できていませんが、コンビニに立ち寄った際にはどんな配送をしているのか確認してみてください。
またドライバーさんに小さくでいいので「がんばれ!」とエールを送っていただけると励みになります。