安全対策強化グループの酢﨑です。
安全について日々携わっている者として、世間の様々な事故などが気になり、考えることも多くなりました。
北海道の遊覧船沈没事故や、静岡県での観光バス横転事故など、痛ましい事故が起きてしまっています。
船舶も自動車も、技術の発達にともない安全性能が進化しているにもかかわらず、事故は後を絶ちません。
それはやはり、最終的に人が動かしているからではないでしょうか。
また、その運転者は何かしら組織に所属し、業務を任され、役割を滞りなく進めなくてはならないという責任を抱えていることも密接にかかわっていると想像できます。
その責任感から無理をしてしまう、効率を考えるあまりに安全を1番に考えられなくなってしまう、自分の身体の悲鳴に気づかなくなってしまう……
このようなことが続き、大変なことが起きてしまうのです。
我々安全対策強化グループは、これらを未然に防ぐべく活動しております。
運転に必要な技能、知識、心構え、指導教育方法、健康管理、心理的負担の軽減など、様々な角度から、何が不足しているのか、何が不安なのかという真の要因を捉え、改善していくことで安全を追求しています。
運転とは、命にかかわることです。
ハンドルを握る際は、
他人の命を守らなくてはならない
自分の命を守らなくてはならない
家族の命を守らなくてはならない
これが最大の使命であり、決して忘れてはならないのです。
誰もが安全が大切なことであると理解はしているはずです。
しかし、行動として本当に出来ているか?
自分自身に問い正してみてください。