今回の担当は、人財グループの加藤です。
私の趣味は旅行です。
学生時代から長期休暇の際はあちこち出かけており、今も思い立ったら旅に出ることが多いです。
日本全国行き尽くしている私の最近のライフワークは、国内にある自然豊かな場所や遺産を巡ることです。
過日、いつか訪れたいと思っていた世界遺産、長崎県の「端島」という所へ行ってきました。
「軍艦島」と言えば知っている方も多くいらっしゃるかと思います。
近年、テレビでの特集やドラマの題材にもなった、炭鉱採掘で繁栄を極めた小さな島です。
訪問前日まであまりお天気も優れず、無事に長崎港を出港できるか不安でした。
出港できても、波が高いと上陸できず只の周遊クルーズになってしまう可能性もありましたが、無事に上陸できてホッとしました。
今回のクルーズのガイドさんは、大学院で物理学を学んだのち、長崎市の観光地「グラバー園」で著名なグラバー一族の研究をされておられる方でした。
長崎の歴史の話の中に織り込まれる科学ネタが、とにかく面白かったです。
大学の講義を聴いているみたいでとても興味深く、軍艦島上陸までの40分間の船内もあっという間でした。
同乗の修学旅行生達の中には寝ている子もいましたけど…何と勿体ないことでしょう。
先生のお話はちゃんと聴きましょう!
(そう思えるのは自分が年齢を重ねたってことですね💧)




もう1つ、軍艦島に行きたいと思っていた理由があります。
それは私が敬愛するロックバンド、B'zさんの『MY LONELY TOWN』という曲のミュージックビデオの撮影地だったからです。
曲の世界観にぴったりの場所でした。
船に戻る道すがらイヤホンで曲を聴いたら、何だか胸いっぱいで感無量になり、いろんな妄想が捗りました。
そして、こんな小さな炭鉱島に5000人も住んでいたなんて、驚愕の一言に尽きます。
当時、世界一と言われていた過密すぎる人口密度も、目の前で見てみれば納得です。
小さな島での過酷な生活の中にも、今にも崩れ落ちそうな廃墟の中に、島民の知恵や工夫のようなものを感じました。
日本の近代工業の繁栄と衰退が、この小さな島に詰まっていました。
その地域への理解を深めるには「現地現物」こそが最も適した方法だと、毎回旅に出ると実感しております。
九州を訪れた際には、観光に世界遺産の軍艦島、ぜひ島が完全に崩壊する前に見学することをオススメいたします。
また機会があったら訪れたい場所となり、よい勉強になりました。
軍艦島で冷えた体を温めるために、長崎中華料理の老舗「四海樓」さんの美味しい長崎ちゃんぽんを食べ、
西九州新幹線「かもめ」にも乗ることができ、個人的に大満足の旅行になりました。

日本地図と時刻表を眺めていると、次の旅のアイデアが止めどなく湧いてきます。
日に日に暖かさが増す今日この頃、皆さまも日本を知る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
初めてのブログで拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。


日本地図と時刻表を眺めていると、次の旅のアイデアが止めどなく湧いてきます。
日に日に暖かさが増す今日この頃、皆さまも日本を知る旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
初めてのブログで拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。