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運輸安全マネジメント制度

2018年9月13日
安全対策強化 |

運輸安全マネジメント制度

約1年ぶりのブログになります。安全対策課 業務監査担当の濱田です。

 

今年の夏は昨年と違い猛暑が続いた為、「最高気温30度」なんて聞くと「今日はいくらか過ごしやすい」と思ってしまうのは私だけでしょうか。もう既に9月に入ってますが、まだまだ残暑厳しい状況は続きそうで、体調管理には十分気をつけなければなりません。

また、全国的な異常気象による被災に心よりお見舞い申し上げます。

 

さて今当社で取り組んでいます「運輸安全マネジメント制度」についてお話ししたいと思います。

「運輸安全マネジメント制度」とは、運輸安全一括法という法律に定められている制度で、「安全第一」を優先とし事故撲滅に努めるとともに「安全文化・安全風土の構築および定着」を最終的な目標とするものです。

 

事故というものは、多くの人や車輛が公共の道路を通行しており、それ自体0(ゼロ)」にすることは非常に難しいことです。しかし、事故発生の確立を「0(ゼロ)」に近づけることは出来ると思います。

 

その為に当社でも各拠点にて様々な事故撲滅に取り組んでおります。その中の一つに「安全の集い」というものを開催しています。当初は本社が主導となり、各拠点に出向き安全についての講話や実技演習を実施して参りました。しかし今では、各拠点と本社部署で協力しあい現場別の指導教育を実施しています。まさにこれが「安全文化・安全風土の構築および定着」です。

 

しかし、事故が限りなく「0(ゼロ)」にならないのも現状です。誰もが事故を起こしたくて起こしているわけではありません。

 

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「運輸安全マネジメント制度」では、事故が発生した時の原因追及において5つの視点から対策をたてると良いとしております。5つの視点とは、①当事者本人、②相手、③環境、④ハード(車輛や設備)、⑤安全管理(ルール)です。1つの視点だけで原因追及しても「0(ゼロ)」には近づけられません。多くの状況、原因から対策、改善をすることで「0(ゼロ)」に近づけられると思っております。これはひとえに交通事故だけでなく、様々な事故(怪我や物損等)にも当てはまることと思います。

 

各々が色々な視点で事故に対する意識・見解を持つことが、「運輸安全マネジメント制度」の最終目標である「安全文化・安全風土の構築および定着」の結論ではないかと思います。「すぐそこに危険がある、気をつけなきゃ」 この意識が事故を無くす最大のポイントだと考えます。日ごろの意識を高め、安全の確保に努めていきたいと思います。

 

さて最後に、恒例の我が家の小動物について。あいも変わらず、猫も亀もカタツムリも健在ですが、先日びっくりしたことが。15年近く飼ってきた長老亀が何と卵を産みました。生理現象的なものらしいのですが、意外だったので思わず写真にとってしまいました。外ではやっとツクツクボウシが鳴き、夜の虫の合唱を聞いて、秋の気配を感じる今日この頃です。


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