毎年この日に思い出すこと

2020年1月23日

みなさん、こんにちは。今回のブログを担当させて頂きますリテール第1ブロックの中下です。
今年の冬は記録的な暖冬とのことですが、寒さも本番を迎え朝晩の冷え込みは厳しいものがあります。風邪などひかないようお体には十分お気を付け下さい。

このブログを書いている本日は1月17日です。

阪神淡路大震災私は毎年この日になると必ず思い出すことがあります。みなさん1月17日は何があった日かお判りでしょうか?そうです、25年前(平成7年)のこの日は阪神・淡路大震災が発生した日であります。平成6年4月入社の私は新入社員として当社に勤務しておりました。朝起きてニュースを見るとビルや高速道路が倒壊している映像がどのテレビ局からも放映されており、大変な衝撃を受けたのをよく覚えています。

会社へ出勤するとすでに事務所は大騒ぎになっておりました。当時の当社はまだ物流センターを持っておらず運行のみの文字通りの運 送会社でした。そんな中、当社の荷主様である外食レストランの西宮市にあるセントラルキッチンが大きな被害を受けてしまい操業できなくなったため、関西方面の店舗への供給を埼玉県にあるセントラルキッチンから行うことになりました。新入社員であった私も先輩社員の方々とともにドライバーとして配送にあたりました。

阪神淡路大震災当時はカーナビなど無い時代。自分で地図を買って大阪市内、京都市内、奈良市内などの店舗に向かいました。さらに、名神高速が寸断されていたため途中のサービスエリアなどで他の運送会社のドライバーさんに情報を頂きながら、通常の倍以上の時間を掛けて何とかたどりついたことをよく覚えています。

当時、新入社員であった私にはとてつもない苦労に感じました。しかし、そんな苦労は店舗様へ到着すると一気に吹き飛びました。納品に伺ったすべてのお店でお店の方から『遠いところ本当にありがとう』と感謝の言葉を頂きました。中には涙ながらに握手を求めて来る方もおりました。声や表情からも本当に心から思って頂いているのだと感情が伝わってきました。

こんな経験から新入社員であった私は食品輸送というのは本当に必要不可欠な重要な仕事であり、やりがいのある仕事だと若輩ながら感じました。それから平成26年2月の関東地方の豪雪、東日本大震災などで同様の経験をしました。その度に食品物流の重要性を痛感し、私たちの仕事がみなさんの生活に直結しているものと改めて認識してきました。

少し大げさかもしれませんが、私が26年間この会社で続けて来られたのも少なからず25年前のあの経験があったからこそと思います。と同時にあのような貴重な経験をさせて頂いたことにとても感謝しています。経験したくてもなかなか経験できるものではありません。

月日が経つのははやいものでかつて若手と呼ばれていた私も来年は50歳になります。
記憶が薄れないうちに、若い仲間たちにあの貴重な経験を伝えていきたいと思っています。

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