みなさんこんにちは。営業企画グループの葛西です。
不安定な天候で出かけるのも億劫になりつい引きこもりがちになりますが、そんな私も興味をひかれて渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて7/13より開催されている、みんなのミュシャ展に行ってきました。
没後80年を記念して行われているこの展覧会には約250点もの展示品があります。(これらはミュシャ本人の作品だけでなく、彼自身が集めた蒐集品や彼から影響を受けたグラフィック・アート作品や日本の漫画等も含まれています)
展示の一番初めにはミュシャが8歳で描いたとされる磔刑図があり、その歳で描いたとは思えぬ画力がうかがえました。
そこから先には彼が影響を受けた作品の展示を経て本人の描いた作品へと続いていきますが、中には日本画などもありミュシャの描く特徴的な曲線への影響が見て取れます。
さらにその先には60-70年代のアメリカやイギリスの海外ミュージシャンのジャケットやポスター、アメコミ等が展示されており彼の作品の影響力の大きさを感じることが出来ます。
再び本人の作品へと展示の流れは戻り、有名なポスター作品等が展示されていました。
最後は作品から影響を受けた日本の漫画やグラフィックデザインがあり、中でも少女漫画の花と女性のモチーフや配置などは強い影響を見て取ることが出来ました。
今回の展覧会はミュシャが画家でありながら優れたグラフィックデザイナーであったことがとてもよくわかる展示がなされていたように思います。9/29まで開催されていますので興味のある方は是非足を運んでみてください。
ちなみにミュージアムの近くにあるタピオカのお店ではミュシャ展とコラボレーションしたタピオカドリンクがいただけますのでそちらも是非味わってみてください。