皆様こんにちは。最近、2人の息子に「オオカミが来た~!逃げろ~!」と言われ、敵役として相手をしています。経理グループ作道でございます。
突然ですが、世の中には様々な法則がございます。例を挙げてみますと、ハインリッヒの法則、メラビアンの法則、パーキンソンの法則など数えきれないほどの法則が提唱されていますが、今回【78:22の法則】について紹介させていただきます。
【78:22の法則】とは、別名ユダヤの法則とも言われ、世の中のすべてが78:22で成り立っているという考え方です。個人的には、流石に世の中すべては言い過ぎなのでは…と思っています。
この法則の具体例として
①人の体を構成している成分の割合は、水分が78%に対し、それ以外が22%
②地球の海と陸地の割合は、海の78%に対し、陸地が22%
③空気中の成分の割合は、窒素が78%に対し、酸素が22%
他にもまだまだありますが、私たちを取りまく環境の中にも【78:22の法則】が成り立っているそうです。
1987年某ファーストフード企業ではこの法則を用いて大成功を収めました。当時、大ヒットを飛ばした「39(サンキュー)セット(※)」。発売当時の平均的な昼食の予算は500円程度でした。さらに、500円玉の硬貨が普及され始めた時期でもあり、この情勢に【78:22の法則】を組み込むと…
500円-390円=110円
390円:110円=78:22 となるのです。
昼食の予算500円から22%の余剰(おつり)が返ってくれば消費者は「お得だ」と感じると考え、その結果誕生したのが「39(サンキュー)セット」でした。
実際、この法則って本当なのかなぁ?と思ってしまいますよね?ですが世の中には、こういった法則を駆使し大成功を収めている企業もあるということも事実です。頭のほんの片隅にでも閉まっていただいて、ふとした時にこんな法則あったなぁと思っていただけたら嬉しいです!
※39(サンキュー)セットとは・・・1987年ファーストフード企業が、ハンバーガーとポテト(Sサイズ)、ドリンクのセットを390円とし、感謝の言葉「サンキュー」にかけ発売した。