朝晩の冷え込みが厳しくなりました。冷えに効果的というレモンティーを毎晩飲み、寒さをしのいでいる経理部朝日でございます。
3年ほど前、ある小説が出版されました。
電車に貼られたその小説の広告には、「4回泣ける小説」というコピーが。
「泣く回数まで宣言するとは、何たる自信だ」と、その頃は少々疑いのまなざしで毎朝その電車の広告を眺めながら出社しておりました。
そして3年後・・・その小説が映画化されました。その映画のコピーにも「4回泣けます」の文字が。
ほんとに?ほんとに4回も泣くの?そんな宣言しちゃう? わかりました、観てみようじゃないの。
まんまとそのコピーにのせられた私は、その映画が公開して数か月たった先日、久々に映画館へと足を運んだのでした。
皆さんが気になって仕方がないであろう検証の結果は・・・
不覚にも、、、泣きました。念のため吸水力を考慮し、ハンカチではなくハンドタオルを持参した私は、しっかりとそのハンドタオルを握りしめて、エンドロールを見つめていたのであります。ちなみに、私が泣いたのは3回でしたけど。
皆さんは、「涙活」という言葉をご存知でしょうか。ここ数年、メディアでも多く取り上げられています。
大人になると、思う存分涙を流すことはなかなかありません。対象的な「笑顔」と比較すると、どうしてもマイナスのイメージを持ってしまいます。しかし、近年では泣くことはストレス解消に効果があるということから、意識的に涙を流す「涙活」をしている人が増えているそうです。そして、涙1滴の量で1週間程ストレス解消効果が続くといわれ、これは笑うことや、しっかりと睡眠をとることよりも効果が高いといえるとのことです。
映画を観終わり、どこか軽い足取りで映画館を出たのは、3年越しの疑惑の検証ができたという満足感と、久々に流した涙のおかげだったのかもしれません。
皆さんも、ぜひ「涙活」でリフレッシュしてみませんか?
いつもの仕事、見慣れた景色にも、新たな気付きがあるかもしれませんよ。